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日韓国際シンポジウム「日韓外交の軌跡」
2014年11月24日
 

日韓国際シンポジウム「日韓外交の軌跡」

趣旨

2015年は1965年日韓国交正常化から50周年を記念する節目の年である。この50年間、日韓関係は経済関係、人的な交流など、実に大きな変貌を遂げた。南北体制競争における韓国優位の確立、日韓関係の対等化を始めとする構造変容など、日韓関係それ自体、さらにそれを取り巻く東アジア国際環境の変化など、劇的な変化である。にもかかわらず、「アジア・パラドクス」という言葉に表れるように、東アジア国際政治、さらには、ある意味ではその中核を占めるはずの日韓関係は、必ずしも順調に発展してきているわけではない。一方で、従来、1965年以降の日韓関係の成果を肯定的に評価する側からも、日韓関係の現状を鑑みるに日韓関係50年に対する懐疑的な見方さえ登場する。他方で、従来、1965年以降の日韓関係を批判的に評価する側からも、そうした批判をさらに強める傾向にある。そうした意味で、1965年以降日韓の外交関係が蓄積してきた成果に関しては必ずしもそれが正当に評価されない傾向にある。本シンポジウムでは、過去50年の日韓の外交関係の軌跡を辿り、その先人たちの知恵に学ぶとともに、それをどのように生かし発展させることができるのか、その可能性をさまざまな視点から探ることを目的とする。

【プログラム】

【日時】: 2014年11月24日(月) 14時~18時30分

【場所】: 東京大学本郷キャンパス 山上会館2階大会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html

【言語】: 日韓同時通訳

【参加手続き】:事前予約は必要なし、無料

【式次第】

<開会挨拶>:14時
<基調講演>:14時10分~15時30分

谷野作太郎(公益財団法人日中友好会館顧問、元駐中国日本大使、元駐韓国日本公使)

孔魯明(東西大学碩座教授 兼 Global Asia 発行人、元外務部長官)

<ラウンドテーブル>: 15時40分~18時

「日本外交から見た韓国、韓国外交から見た日本」 

司会: 木宮正史

日本 ①波多野澄雄(国立公文書館アジア歴史資料センター長、筑波大学名誉教授)

②月脚達彦(東京大学)

韓国 ①全在晟(ソウル大学) ②朴泰均(ソウル大学)


<閉会の挨拶>17時50分~18時


<問い合わせ:event-ccks@iii.u-tokyo.ac.jp>


한국어 프로그램

1124プログラム・KR_1031_2014.pdf

資料集   자료집

1124シンポジウム資料集.pdf